森駅のいかめし阿部商店!秘伝のタレと知られざる製造の舞台裏

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森駅のいかめし阿部商店!秘伝のタレと知られざる製造の舞台裏
森駅のいかめし阿部商店!秘伝のタレと知られざる製造の舞台裏
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🎵 森駅のいかめし阿部商店!秘伝のタレと知られざる製造の舞台裏

いかめし 駅弁は、蓋を開けた瞬間に立ちのぼる甘辛い醤油と海の香りで、何世代もの旅人の胃袋を掴んできた。白煙を上げる小ぶりなイカに、ぎっしり詰まったモチモチのお米。北海道の小さな港町で生まれた一折が、いまや全国の鉄道ファンや美食家を虜にする不滅のアイコンへと昇華している。

昭和初期の食糧難を乗り切るための切実な知恵として考案されてから80余年。百貨店の催事で圧倒的な行列を生み出し続けるいかめし 駅弁の元祖、株式会社いかめし阿部商店の現場には、時代を超えて受け継がれる熱気と職人たちの覚悟が満ちていた。

潮風吹く森駅のプラットホームから始まった奇跡の物語

いかめし 駅弁

渡島砂原の海から吹き付ける冷たい風。北海道旅客鉄道株式会社(JR北海道)函館本線の要衝として栄えた森駅 (北海道)のホームに、かつて売り子の甲高い声が響き渡っていた。「いかめし〜、いかめし〜」。1941年(昭和16年)、米が統制物資となり思うように手に入らなかった戦時下、噴火湾で豊漁だったスルメイカを使い、わずかな米をイカの腹に詰めて炊き上げたのがすべての始まりだった。

日本鉄道構内営業中央会に加盟する全国津々浦々の調製元の中でも、これほど劇的に土地の恵みと時代の要請を結実させた駅弁は稀だ。米の節約から生まれた一品が、やがて道南を代表する郷土料理へと育ち、全国の旅情を掻き立てる名物へと昇華していった歴史の重みがある。

一子相伝の秘伝ダレと生炊き製法!知られざる製造の舞台裏

いかめし 駅弁

なぜ阿部商店のいかめしは、冷めても米が硬くならず、皮が驚くほど柔らかいのか。その答えは、徹底して手作業にこだわる「生炊き製法」にある。ボイルしたイカに炊いたご飯を詰める簡易な製法とは根本から異なる。生のイカの胴体に、厳選したもち米とうるち米を生のまま手作業で詰め、楊枝で手早く留めていく。米が膨らむ比率を熟練の指先で見極めるのだ。少しでも米が多すぎれば皮が破れ、少なければ形が崩れる。

そして命となるのが、創業以来継ぎ足し使われている秘伝のタレだ。大釜の中で濃厚な醤油とザラメが煮立ち、イカのエキスが溶け込んで漆黒の輝きを放つ。イカから出た出汁が米の一粒一粒の芯まで染み込み、ふっくらと炊き上がる瞬間、阿部商店ならではの奥深いコクが完成する。門外不出の配合バランスは、今も専任の職人の手で厳重に守られている。

三代目・今井麻央が切り拓く伝統と革新のフロンティア

いかめし 駅弁

激動の時代にあって、伝統の暖簾を守りながら果敢な挑戦を続けているのが、三代目社長の今井麻央氏だ。近年のスルメイカの漁獲量減少というかつてない試練に直面しながらも、サイズや品質の選別基準を一切妥協せず、世界中から選び抜いた良質なイカを確保するルートを構築した。

アパレル業界出身という異色の経歴を持つ彼女の感性は、パッケージの洗練やポップアップ展開、さらには海外市場への発信など、老舗のイメージを鮮やかに刷新している。「祖父と父が守ってきた味の根幹は絶対に変えない」。その信念を胸に、急速冷凍技術を駆使した高品質な保存・配送体制を整えるなど、2026年の今も変わらぬ本物の味を全国の食卓へ届け続けている。

京王百貨店 新宿店「元祖有名駅弁と全国うまいもの大会」の絶対王者

東京・新宿の冬の風物詩といえば、京王百貨店 新宿店で開催される「元祖有名駅弁と全国うまいもの大会」だ。半世紀以上にわたり、阿部商店のいかめしはこのメガイベントで実演販売の売り上げ個数ナンバーワンの座に幾度となく君臨してきた。会場に漂う甘辛く香ばしい醤油の匂いは、フロア全体を包み込む強力な引力を持つ。

巨大な寸胴鍋から湯気を立てて引き上げられる出来立てのいかめしを求め、フロアを取り囲むように伸びる長蛇の列。その場で手際よく切り分けられ、熱々のまま折箱に詰められる光景は、もはや新宿の風物詩という枠を超えた食のエンターテインメントだ。全国の駅弁が一堂に会する激戦区でトップを守り続ける理由は、一口食べれば誰もが納得する圧倒的な完成度にある。

北海道ご当地グルメの最高峰を今すぐ堪能する催事・通販ガイド

北海道ご当地グルメの真髄を味わうなら、まずは森駅の店舗や全国の主要百貨店で開催される物産展のスケジュールを押さえておきたい。2026年も主要都市での催事出店が相次いで予定されており、職人が目の前で炊き上げる出来立ての実演販売は要チェックだ。

現地や催事場へ足を運べない場合も、公式オンラインショップや信頼できる通販ルートから手軽に取り寄せが可能だ。真空パックで届くいかめしを自宅で最高に美味しく食べるコツは、湯煎でしっかりと芯まで温めること。袋のまま熱湯で約10〜12分温めるだけで、イカのプリッとした弾力と、タレを吸い尽くしたモチモチの米が見事に蘇る。小腹が空いた時の夜食にも、酒の肴にも抜群の相性を誇る至高の逸品だ。 (出典: いかめし 駅弁(Yahoo!ニュース)