来来亭の全メニューを徹底解剖!背脂醤油から裏技の頼み方まで
来 来 亭 メニューの全貌を紐解くと、日本のロードサイド麺文化がいかに独自の進化を遂げてきたかが見えてくる。黄色い看板に刻印された赤文字が闇夜に浮かぶだけで、胃袋を心地よく刺激されるドライバーや家族連れは数知れない。滋賀県野洲市の一角から全国へと裾野を広げたこの一大チェーンは、今や激しい競争に晒される外食産業のなかでも確固たるプレゼンスを保ち続けている。
鶏ガラベースの澄んだスープに浮かぶコク深い背脂、そしてピリリと全体を引き締める一味唐辛子の刺激。ふと立ち寄った際にどれを選ぶべきか迷う人も多いが、現在の来 来 亭 メニューには看板の麺類だけでなく、多彩なセットや常連だけが知るカスタマイズの余地がどこまでも広がっている。創業者による現場主義の哲学から、現代のライフスタイルに寄り添う最新の注文術まで、その核心に迫る。
定番の京都風醤油ラーメンと背脂チャッチャ系の黄金律

来来亭の根幹を成すのは、なんといっても京都風醤油ラーメンである。ガラスープのすっきりとした口当たりでありながら、表面にはぎっしりと粒立ちの良い脂が浮かぶ。いわゆる背脂チャッチャ系ラーメンの流れを汲みつつも、重たさを感じさせない絶妙なバランスが、老若男女を惹きつけてやまない理由だ。
麺はスープの持ち上げが良い特製の細ストレート麺。ひとすするごとに、醤油の芳醇な風味と動物性の旨味が口いっぱいに広がる。薄くスライスされたチャーシューはスープの熱で柔らかくとろけ、シャキシャキの九条ネギが爽快なアクセントを添える。シンプルでありながら計算し尽くされた構成が、日常の一杯として完璧な完成度を誇っている。
創業から貫く理念とラーメン業界を牽引する株式会社来来亭の歩み

この味を全国区へ押し上げた立役者が、株式会社来来亭を率いる創業者・豆田敏典氏である。どん底の時代から屋台風の店舗を再建し、独自ののれん分け制度によって情熱あふれる店主たちを育て上げてきた。ラーメン業界において、チェーン展開と個店の活気をここまで高次元で両立させた事例は稀有と言っていい。
「お客様第一」を掲げる同社の姿勢は、店員たちの威勢の良い掛け声や細やかな目配りにも色濃く表れている。マニュアル一辺倒ではない温かみのある接客こそが、熾烈を極める外食産業の中でリピーターを途絶えさせない最大の強みとなっている。
注文時に差がつく!知る人ぞ知るこだわりカスタマイズと裏技

来来亭の真骨頂は、自分だけの一杯を創り上げられる「こだわり」のシステムにある。注文票には書ききれないほどの細かな要望に、厨房は柔軟に応えてくれる。
麺のかたさ(バリカタ・かため・普通・やわらかめ)、醤油の濃さ、背脂の量、一味唐辛子の有無、ネギの量、そしてチャーシューの部位(赤身または脂身)まで、指定できる項目は多岐にわたる。「ネギ多め・背脂多め・麺硬め」というパンチ重視のオーダーから、胃に優しい「背脂抜き・ネギ多め」まで自由自在だ。さらに、卓上の梅干しをスープに沈めて酸味を加えたり、おろしニンニクを溶かしてスタミナ仕様に変化させるなど、食べ手の探求心を刺激する仕掛けが随所に散りばめられている。
ガッツリ派を魅了するチャーハン定食とこだわり豚骨醤油ラーメン
腹ペコの胃袋をガッチリと掴むのが、充実した定食群だ。その筆頭格であるチャーハン定食は、漆黒のタレで香ばしく炒め上げられた黒炒飯とラーメンがセットになった圧倒的王道。中華鍋が高火力で煽られる音とともに運ばれてくる熱々の炒飯は、一度レンゲを入れると止まらない中毒性を持つ。
また、あっさり醤油とは対照的な重厚感を求める層には、こだわり豚骨醤油ラーメンが熱烈に支持されている。じっくりと炊き出された豚骨のまろやかなコクと太麺の力強い弾力が融合し、背脂醤油とはまた一味違った濃厚な充足感をもたらしてくれる。ギョーザ定食や唐揚げ定食、豚キムチ定食など、サイドメニューと麺を組み合わせたセット展開の分厚さは圧巻の一言だ。
全メニューと価格帯一覧:定食から一品料理まで徹底ガイド
来来亭が提供する主要なラインナップと価格の目安を整理した。日常使いしやすい価格設定を維持しながら、好みに合わせた幅広いバリエーションが用意されている。
【メイン麺類】
・京都風醤油ラーメン(並):約770円〜
・こってりラーメン:約850円〜
・味噌ラーメン:約890円〜
・特製ラーメン(味玉・キムチ入り):約990円〜
・こだわり豚骨醤油ラーメン:約880円〜
・旨辛麺:約980円〜
・まぜそば/冷麺(夏季限定):約920円〜
【人気の定食セット(ラーメン並付き)】
・チャーハン定食:約1,080円〜
・ギョーザ定食:約1,050円〜
・カラアゲ定食:約1,120円〜
・豚キムチ定食:約1,150円〜
・ミンチカツ定食/コロッケ定食:約1,030円〜
【一品・おつまみ・トッピング】
・焼き餃子・唐揚げ・豚キムチ・枝豆・煮卵・ワンタンなど(各120円〜550円前後)。小盛ラーメンやミニ定食も揃い、少食な方やお子様連れでも気兼ねなく楽しめる柔軟なメニュー設計が光る。
創業感謝祭の熱気とUber Eats・出前館によるデリバリーの進化
毎年秋になるとファンの間で話題をさらうのが、名物の「創業感謝祭」だ。期間中にラーメンを1杯注文すると次回使える無料券が1枚進呈されるという破格のイベントであり、店舗前には終日長蛇の列ができる。ブランドとファンを結びつける熱烈な恒例行事として定着している。
一方で、近年の食スタイルの変化に即座に対応し、Uber Eatsや出前館といった各種デリバリーサービスやテイクアウトの拡充も目覚ましい。伸びにくい専用セパレート容器の開発やサイドメニューのパッキング技術の向上により、自宅のリビングにいながら店舗と遜色ない熱々の背脂醤油ラーメンや特製チャーハンを味わえる環境が整った。進化し続ける老舗チェーンの味を、ぜひシーンに合わせて心ゆくまで堪能してほしい。 (出典: 来 来 亭 メニュー(Yahoo!ニュース))